光・雨/街の裸形

光ファイバーの雨と、雨をくり抜いた建物形状のヴォイドで街のようなブティックをつくる

インテリアに「光・雨」をとり込み、内でも外でもないような風景をつくる。この風景は、「光・雨」としての極細の光ファイバーを天井から吊るし、その長さや密度の「ゆらぎ」、風による「揺らめき」、触れる「音」、そして「発光」によって「空感」をつくり、そこから様々な形の「ヴォイド」を抜き取るという、空間の反転を行うことで体現される。「境界面のないヴォイド」=「裸形」の集まりから成る「街の裸形」の風景が生まれる。
 
2008年 WORLD SPACE CRIATORS AWARD 応募案